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さよなら原発★ちがさき

nonukeschi.exblog.jp

市民の緩やかなネットワークです。原発について学び、正しい情報を得ることから始めます。

実際の放射能放出量は???

               (国際原子力・放射線事象評価尺度)
実際の放射能放出量は???_b0213609_1161998.jpg


《2011年4月12日12:39朝日.com》

 (前略)その後、放出された放射性物質の総量を推定したところ、放射
性ヨウ素換算で37万~63万テラベクレルになった。INESの評価のレベ
ル7にあたる数万テラベクレル以上に相当した。東京電力によると、全放
射能量の1%程度にあたるという。福島第一原発では今でも外部への放
出は続いている。(中略)
 内閣府の広瀬研吉参与(原子力安全委担当)は「3月15~16日に2号機
の爆発で相当量の放出があった。現段階は少なくなっていると思う」と話し
た。東京電力原子力・立地本部の松本純一本部長代理は会見で
「放出は現在も完全に止まっておらず、
放出量がチェルノブイリに迫ったり超えた
りする懸念もある
と考えている」
と話した。 (後略)                

この最後の話がひっかかっていたのです。

          ↓↓↓

《2011年4月22日岩上安身のtogetter

 今日、私が福島みずほさんにインタビューしたあと、羽田空港へ向かっ
ている時刻に、川内議員、辻議員らが主催する東日本大震災の勉強会が、
院内で開かれていた。取材していたのは、ウチの中継カメラだけ。他の記
者やカメラマンは一人もいなかった。ところが、ここで爆弾発言が。

 勉強会に出席していた鳩山前首相が、原子力安全委員会の小原規制
課長に放射能が実際にどれだけ放出されているか質問。それに対して、
小原課長「一日あたり、100兆べクレル」と、
ぽろり。
そんなに多いとは、誰も聞いてないぞと、一時騒然。

 これまでの発表では、一時間あたり1テラベクレル、即ち1兆べクレル。
一日では24兆べクレル。実際には、その数倍の
放出量だ
というのだ。
この勉強会のあとに、小原課長が
伝えた正確な数値は、ヨウ素131が、一時間あたり6990億べクレル。一日
あ たりでは16兆7760億べクレル。

 セシウム137は、一時間あたり1430億べクレル。一日あたりは3兆4320億
べクレル。セシウムはヨウ素に換算すると40倍なので、一日あたりは137兆
2700億べクレル。 合計すると、153兆7120億べクレル。これは4月5日時点
での大気中への推定放出率。

 さらにこの日は、他の議員から、「福島第一原子力発電所の所長は、なぜ、
東京勤務なのか、3月11日の震災当日、東京にいたのか。事故直後には、
非常用電源が一つ動いていたから、これを使えば現在のような状態になら
なかったはずだ」という暴露発言も出た。これに対し、保安院職員らは沈黙。
(後略)


やはり、放射能の放出量(最も重大な問題)について、
レベル7を発表した際の説明は、実際よりは数分の一程度に少なく説明し
ていたのです。

by nonukes-1104 | 2011-04-25 11:18 | 福島事故現状

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