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さよなら原発★ちがさき

nonukeschi.exblog.jp

市民の緩やかなネットワークです。原発について学び、正しい情報を得ることから始めます。

カテゴリ:参考文献・映画等( 21 )


以下は、

今年の憲法記念日(2012年5月3日)の東京新聞に掲載された
伊藤真さんのご意見─原発は違憲─です。


どうぞお読みください。

          (クリックしていただくと読みやすいサイズに拡大します)
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 憲法前文では「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏
から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」と
あります。「平和」とは単に戦争のない状態ではなく病気や飢餓、
貧困や人権侵害、災害を含め、生活を脅かす脅威から免れて心
穏やかに生きることができる、ということ。一三条はさらに生命の
脅威を排除することも人権として保障しています。

 その観点からみると原発は憲法違反だと考えます。
放射能の危険にさらされないで生き
たいという人権を、憲法は保障して
います。
憲法の平和主義の根幹は攻撃されない国をつくること。
テロの標的になり得て、攻撃されれ
ば原爆と同じようになるものを持つ
べきではない。
核と原子力。英語ではどちらも「nuclear」
なのに日本では使い分けてきたのです。


          (3号機爆発3分後2011年3月14日11:04)
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ストップ再稼働!さよなら原発!の
意思表示を今こそ


再稼働ストップ!
「さよなら原発ウォークinちがさき#2」

5月19日(土)13時半
茅ヶ崎公園(野球場奥)集合

天気予報は晴れ時々曇り(降水確率20%)
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by nonukes-1104 | 2012-05-15 15:54 | 参考文献・映画等

原発は「犠牲」を組み込んだシステム
高橋哲哉さん
(東京大学教授)
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新著『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)を著した問題
意識などを聞くインタビュー記事
、『原発事故で問われる戦後日本
の国家のあり方●「靖国」そして沖縄・福島を貫くもの』(雑誌「前衛」
2012年4月号掲載論文)から、ごく一部を引用》


(前略)そういう視点から考えたとき、経済と安全保障という戦後
日本の国家を支える二つの分野は、一方は沖縄、一方は原発という
「犠牲」を組み込んだシステムでしかなかったとも言えます。「戦
後日本の平和と繁栄」には、一部の人々の「犠牲」というものが深
く組み込まれていた。

(中略)

【原発に組み込まれた四重の犠牲

 (前略)このように沖縄と福島という二つの固有名詞は少し性格
が違います。それをふまえた上で、福島すなわち原発の「犠牲」と
は、一つは過酷事故が想定されざるを
得ない
ことです。「想定外の地震」「想定外の津波」など想定
外という言葉が飛び交いましたが、私は過酷事故そのものは想定
内だったとしか言いようがないと思います。もともと、東京電力が、
福島や新潟に原発を立地させていること自体、六〇年代につくられ
た立地指針(「原子炉立地審査指針及びその適用に関する判断の
めやすについて」、その後改訂されている)では、原発は「人口密集
地帯」から「離れて」、「低人口地帯」「非居住区域」につくることが大
前提になっています。それは「重大事故」や過酷事故が想定されて
いるからです。「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別
措置法および同法施行令」を見ると、原発は大都市と周辺地域には
つくらないことになっています。それはシビアアクシデントクラスの
大事故が起ったときに、人口密集のところであればたいへんなこと
になるからです。犠牲者の数が少なくなるように人口過疎の地域に
つくってきたわけで、ここにも構造的にシビアアクシデントが想定され
ていることがあらわれています。

 二つめに、被ばく労働の問題です。現在も事故
を収束させるために、たいへんな数の人が被ばくしながら作業を
しています。しかし原発は、大事故がなくても日常的に被ばく労働
なしには維持することができないことが、すでに知られています。

 さらに原発システムは、その起点と終点で被ばくのリスクあるい
は「犠牲」が避けられないとうことがあります。起点はウラ
ン採掘
で、これがその後核兵器の製造と原発にわかれて
いくわけですが、ウラン採掘時に被ばくすることは避けられず、日
本が国外から輸入しているウランの採掘地を含め、その被害が問
題になっています。
そして終点は、「核のゴミ」の問題です。原発が
「トイレのないマンション」にたとえられるように、これだけでも原発
をやめるに十分な理由になる問題です。原発を選択しない十分な
理由があったにもかかわらず、どんどん原発をつくってしまった。 

 原発は、少なくともこれら四重の「犠牲」が組み込まれたシステ
ムだと言えます。これらの一つひとつは、これまでも知られていた
こと、想定されていたことでしょう。その「犠牲」を覆い隠すため
に「安全神話」がつくられ、過酷事故はありえないと言われてきま
したが、今回の事故で、その神話が崩れました。これだけ大きな
「犠牲」を組み込んだシステムを、これからも続けていくのかどうか
というのがいま問われていることだと思うのです。
(後略)
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by nonukes-1104 | 2012-03-20 16:12 | 参考文献・映画等
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 これは、です。

 書家は、石川九楊(きゅうよう)
 作品名は、「2001年9月11日晴─垂直線と水平線の
 物語(Ⅰ)上」
 
 あの「9・11」をテーマにした自作の詩を書に表した
 ものです。


 「垂直線」は空にそびえ立っていた世界貿易センター
 ビル。「水平線」は2機の飛行機が青空に残した航跡。
 キリスト教を背景とする市場原理主義と、イスラム
 原理主義との宗教対立をも象徴しているといいます。


 その石川九楊が、
 今度は、記憶にも生々しい「3・11」をテーマにした
 長編詩を書にする構想を練っているそうです。

 以下にご紹介するのは、その構想を、今春正月に
 文藝春秋の求めに応じて文章化したものです。

 




「お台場原発爆破事件──2011年3月11日」
石川九楊
(きゅうよう)(書家)


 2011年3月11日以降、何とも鬱陶しい日が続いている。地震と
津波のせいではない。福島原発の爆発によって、得体が知れず
手のつけられない放射能に怯える生活を強いられるようになった
からである。
 原発が問題である以上、今回の復旧・復興は関東大震災や神戸大
震災モデルでは実現できない。広島、長崎、沖縄、そして大都市が
焦土と化した先の敗戦と復興をこそ手本とすべきだろう。戦後、目
を瞠(みは)るほど急ピッチで復興した理由について、我々はあま
り深く考えてこなかったのではないか。その故(ゆえ)は、この国
の人々が心置きなく復興へと専念したからである。なぜそれが可能
になったか。「戦争は二度とごめんだ」という意識を明文化し、合
言葉としたからである。
曰く「政府の行為によって再び戦争の惨禍
が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存
することを宣言し…」。言うまでもなく日本国憲法前文である。
 (中略)今、耳にすると、「リンゴの唄」をはじめ戦後歌謡曲に
は、不思議に明るい響きがある。その明るさはこの国を生きる人々
の戦争からの解放感から生まれたものだろう。

 これに倣(なら)って今、
「原発は永久にこれを放棄する」
全世界に向けてはっきりと宣言することができれば、
青年、子ども達、
子をもつ親達は不安神経症を脱し、また、電力会社、経産省、研究
機関は不確実に不確実を積み上げる確信のもてない計画から解放さ
れ、共に希望をもって未来に踏み出すことができよう。除染、廃炉
技術開発も格段に進捗し、放射性廃棄物の完全処理も不可能でなく
なるかもしれない。既存の発電所の効率向上も、多彩な新エネルギ
ー開発も急進展しよう。そして、廃炉技術大国として全世界に貢献
できるだろう。

 ここまで書いてきて、「現実的ではない」「産業はどうする」と
いう呟きが聞こえてくる。

 だが、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦
権は、これを認めない」(憲法第九条)と、国家が国家として当然
に保有する(とされている)権利すら無謀にもかなぐり捨てたがゆ
えに、「戦争は二度とごめんだ」の合言葉が人々の胸に刻み込まれ、
復興に向けての最大の呪文となったのではないか。


 それでも「いやいや…」と首を横に振るなら、次の譬(たと)え
はどうだろう。

 福島原発は、東京に電気を送るためのものである。しかし事故は
予見され、東京では危険だから福島につくられた。そうである以上、
今回の事態は、お台場原発爆発事故、否、危険が予測されていたこ
とからすれば、「お台場原発爆発事件」に等しい。お台場を中心に
半径30㎞圏といえば、皇居、丸ノ内、霞ヶ関、永田町、新宿、渋谷、
ディズニーランドはもとより、横浜、府中、さいたま、千葉、房総
半島の袖ヶ浦、木更津辺りまで含まれる。これらの町々が「京(け
い)」を単位とする天文学的数字の放射能で汚染され、仕事と生活
を通して営々と築き上げたその文化と富を捨てて二千万人もの人々
が、難民となった(いったいどこへ移住する?)。今起きているの
はこの事態なのだ。
その慄然たる光景を想起してもなお、「いやい
や…」と嘯(うそぶ)くのだろうか。
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 そしていまひとつ、人々が復興へと専念しえた理由
は、極東軍事裁判によって、戦争犯罪人を明確化した
ことによる。むろん、米国家による広島・長崎への原爆
投下、都市部への無差別爆撃がいっさい裁かれなかっ
たのは不十分であり、杜撰(ずさん)な裁きでもあった。
その限界をもつとはいえ、責任を明らかにすることを
通じて、戦争推進者側にも、「戦争はこりごり」という
断念を植えつけたのである。
 これに倣い、政・財・官・学会を問わず、福島原発爆発
事件の犯罪人や原発推進者を具体的に特定、断罪し、
公職から追放し、その活動を制限すべきであろう。
逆に
その危険を指摘し、原発建設に抵抗して不利益を被っ
た人々については、すみやかに地位と名誉の恢復(か
いふく)をはかる必要がある。(後略)


《文藝春秋2012年1月号 日本はどこで間違えたか
─もう一つの日本は可能だったか─ 大アンケート
「低迷をまねいた分岐点はいつか。識者30人が歴史
を鋭く抉る」から一部引用》



   石川九楊については、こちらの記事
   ご参考になさってください。
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by nonukes-1104 | 2012-02-21 19:29 | 参考文献・映画等
…前略…


   原発はこのまま続けます
   さらに安全を追求します
   原発は雇用を生み出します


  無知な者たちが、そうやって国民をなだめにかかる

  彼らは何も見ていない
  何も聞いてない
  何も学ばない
  学んだのは選挙に勝つことだけ
  そして私たちは何を学んだのだろう?

  情報の混乱と政府のもみ消しに抗議するだけではダメだ
  保護と安全を求めるだけではダメだ
  政治家にどれほど問題解決能力がないか
  今回のことではっきりとわかった
  (チェルノブイリは事故にすぎなかった。もし核兵器が使われたら?)

  移住する?
  亡命する?
  でも、どこへ?

  今はもう、何も知らなかったとは言えない
  逃げることも移住もできない
  地球はどんどん牢獄のようになっていく
  原子力の進歩という牢獄に

  今日、何も行動を起こさなかったら
  明日にも、彼らは私たちの「思慮深さ」に感謝することだろう

  何ができるか、ひとりひとりが考えなければならない
  それぞれの立ち位置で

  こんどこそ私たちは忘れない



《以上の文章は、『コミック みえない雲』の序言として掲載され
ているものの一部【注a】引用です。
元の文章は─── 男女七人【注b】のグループによって書かれた
この文章は、チェルノブイリ原発事故から四週間後の一九八六
年五月二十三日、ドイツの週刊新聞ディ・ツァイト紙に掲載され
たものである ───と説明があります》

【注a】 文章全体は83行、引用は後半の26行です。
【注b】 文責は、インゲ・アイヒャー・ショル。第二次世界大戦中の
 ドイツで行われた、非暴力主義のナチス抵抗運動「白バラ抵抗
 運動」のメンバーである兄妹、ハンス・ショルとゾフィー・ショル
 (1943年、国家反逆罪に問われ兄妹ともに処刑された)の姉に
 あたる方です。

               (写真はコミック最後のページです)
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 はやばやと脱原発を決めたドイツ政府。その背景には原発を危惧
する強い世論がありました。チェルノブイリ原発事故の翌年に発表
されたのち150万部のベストセラーとなったこの作品は、現在第14
版まで版を重ねています。ドイツの小中学校では教材として使われ、
親子二世代で読んだという家庭も少なくありません。この作品が24
年間こうして読み継がれて原発への意識を蓄積し世論形成に大きな
影響を与えたことと、ドイツ政府が世論に後押しされるかたちで脱
原発を決めたことは無関係ではありません。(後略)
                       訳者 高田ゆみ子(大磯在住)

《『みえない雲』の紹介チラシから一部引用》

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コミック みえない雲(小学館文庫)
著者 アニケ・ハーゲ(画)グードルン・パウゼヴァング(原作)
訳者 高田ゆみ子
2011年10月11日初版発行
   ─本書は、2008年4月にドイツで出版された「Die Wolke」の
    コミック版を、本邦初訳したものです─

みえない雲(小学館文庫)
著者 グードルン・パウゼヴァング
訳者 高田ゆみ子
2006年12月1日初版発行
   ─本書は、1987年12月に小社より刊行された『見えない雲』に、
    一部加筆修正を加え、文庫化したものです─
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by nonukes-1104 | 2012-02-09 10:09 | 参考文献・映画等
既にご覧になった方も少なくないと思いますが、より多くの方々に
観ていただき、そして考えていただきたいドキュメンタリー映画を
4本ご紹介します。


(先日の土曜に3本、日曜に1本とまとめて観ました。それぞれに刺激
を受け心地よい疲労感を味わいました。観た順番に掲載します)



 『第4の革命 エネルギー・デモクラシー』
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2010年 / ドイツ / 83分 / 監督 カール・A・フェヒナー

『第4の革命 エネルギー・デモクラシー』

 再生可能エネルギーへとただちに転換しよう、という力強いメッ
セージがこめられた作品です。世界中の勇気づけられるような
実例や、それに取り組む人々を紹介することによって、どうすれ
ば石油、天然ガス、石炭そして原子力による発電から、風力、
水力、太陽光などへのシフトが果たせるかを描いています。 
 大切なのは、エネルギー源を替えるだけでなく、根本的変化を
起こすこと。つまり、各家庭や地域で分散的に作ることです。
この作品は、農業、産業、IT革命に続いて実際に始っている、
「第4の革命」という物語なのです。

《パンフレット【ストーリー】から一部引用》






 『バベルの塔~続24000年の方舟』b0213609_17563640.jpg


2011年 / 日本 / 70分 / 監督 髙垣博也

『バベルの塔~続24000年の方舟』

 長年にわたって国の原子力政策を批判してきた工学博士の
安斎育郎さん、原発問題で一躍注目を集めている京都大学
原子炉実験所助教の小出裕章さん、元静岡大学教授で核融合
炉などを研究してこられた深尾正之さんの5時間に及ぶロング
インタビューを中心に、六ヶ所村の再処理工場や、被災地福島
県の20キロ警戒区域まで入って現地取材した、約70分の最新
ドキュメンタリー
映画です。

《ホームページ【内容紹介】から一部引用》

(1986年『24000年の方舟』の続編として制作されているよう
です)




 『イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘』
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2010年 / ドイツ / 108分 / 監督 ヨアヒム・チルナー

『イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘』

 原子力発電の燃料として使われるウランが、鉱石採掘の段階で
処理不可能な放射性物質を大量に発生させている
事実を、世界
各地のウラン採掘現場への5年間に渡る取材により明らかにした
衝撃的な作品である。
 2011年3月11日に起きた東京電力福島原子力発電所の事故
後、原発をテーマにした映画が数多く発表されているが、原発の
いわば川上である、ウラン鉱石採掘に焦点を当てているのは
本作品のみである。

《パンフレット【解説】から一部引用》









 『二重被爆 語り部山口彊の遺言』
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2006~2010年 / 日本 / 70分 / 監督 稲塚秀孝

『二重被爆 語り部山口彊の遺言』

 原爆投下による熱線と爆風に晒された人々の中で、両市で被爆し
た人々がいたことは、永年知らされなかった。国による聞き取り調
査すらなされて来なかった。二重被爆者の一人山口彊(やまぐちつ
とむ)さんを始め、7名の二重被爆者の証言を基に製作した映画
「二重被爆」は、2006年春に完成し、その後国内外で上映・公開
活動を続けてきた。被爆後60年が経過して、ようやく二重被爆の
実態が明らかに
なってきた。

《ホームページ【映画概要】から一部引用》

 核は人間の世界にあってはいけない。核は平和的に利用する
(原発)と言っても技術的にも倫理的にも問題があり、事故は止まら
ない。核が無くならないなら、人類は滅亡に近づく。それを伝えるた
めに、今も生かされているという「宿命」があると思っている。
─── 2007年3月16 山口彊 ───


《チラシから一部引用、この言葉は End Credits(エンドロール)
の後に山口さんの映像とともに流れます》


               ********************

━ 2月9日追記 ━
「第4の革命」上映会のお知らせ
●2012年3月4日(日) 18:30~20:15(開場18:00)
●茅ヶ崎市民文化会館・小ホール
●定員400名、チケット申し込み制(1000円)
●連絡先 くさか景子事務所⇒tel&fax; 0467-58-0290
                 ⇒mail: future@grace.ocn.ne.jp
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by nonukes-1104 | 2012-02-08 18:19 | 参考文献・映画等

これは、2011年12月23日の東京新聞「こちら特報部」面に掲載された
ドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」の監督、
マイケル・マドセンさんのインタビュー記事です。

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従って、当然ながら記事の主題は、高レベル放射性廃棄物の問題であり、
「利益を享受するのは現在を生きるわれわれで、負の遺産はすべて未来
へ先送りされる。これはモラルや倫理観の問題です」
との指摘は説得力を
持って迫ってきます。

同時に、それ以上に次の発言は、
私たちに突き刺さってきます。
「日本には、事実を国民に教えない文化が
あるのか。あるとすればなぜ、それで日本
人は納得してしまうのか」
「これだけの大事故なのに、政府も企業も
事故対応が間違っていたことを認めない。
国民全体でも、原発をどうするのかという
議論が盛り上がらない。それが一番深刻な
問題です」





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               (作者のコメント; たくさんの子どもたちが、
                今も福島で被爆し続けている。 彼らを救うのは
                同じ日本人として、義務なのではないだろうか…)
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by nonukes-1104 | 2011-12-25 20:34 | 参考文献・映画等
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…春まだ浅いふくしまの海辺
恐山の荒涼たる景色の地平を遥かにこえて
ヒロシマ・ナガサキの惨劇につらなるところ
人々は涙ながらに
はてしなく臨界を欲望する原子炉と
人間の倨傲をともに封印しようとするのだ
腐蝕する木棺ではなく 石棺の中に
けっして腐蝕することのない石棺の中に



これは、2011年12月24日東京新聞夕刊の「詩歌への招待」に掲載された、
詩人の斎藤紘二(さいとうひろじ)さんの石棺(せっかん)と題した
詩の一部です。
全文は下の画像をご覧ください。


                (クリックすると読み易いサイズに画像が拡大します
                 難しい漢字にはルビもふってあります)
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  ─ 12月27日追記─
  難しい言葉に説明を加えました。
  第1パラグラフ 仮構⇒無いことを仮に有るとすること。
  第2パラグラフ クライシス(Crisis)⇒危機。
  第3パラグラフ 仮象⇒かりの姿。主観的幻像だけがあって、客観
             的実在性のないもの。
  第4パラグラフ 倨傲⇒おごりたかぶること。傲慢(ごうまん)。



                (チェルノブイリの石棺
                 老朽化も著しく、放射性物質の閉じ込め機能も万全
                 とは言い難いとされます)
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by nonukes-1104 | 2011-12-25 18:33 | 参考文献・映画等

既にご覧になった方も少なくないと思いますが、
より多くの皆さんにお勧めしたい、原発関連の映画を、二つご紹介します。
エネルギーの未来を考える「ミツバチの羽音と地球の回転」、
そして高レベル放射性廃棄物を考える「100,000年後の安全」
です。

地元に近い上映映画館は横浜の「シネマ ジャック&ベティ」です。
ミツバチ…は5月7日から上映中、100,000年後…は5月21日から上映です。



ミツバチの羽音と地球の回転
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2010年/日本/公開2011年2月19日/
上映時間1時間56分/配給制作グループ現代

チェック: 山口県で進んでいる上関原発計画に向き合う祝島の人々と、
脱原発を国民投票で決め石油に依存しない生活の可能な社会を目指す
スウェーデンの人々の取り組みを並行して描き、エネルギーの未来と社会
のシステムを問い掛けるドキュメンタリー。監督は、前作『六ヶ所村ラプソ
ディー』では原子力産業の最前線で生きる六ヶ所村の人々をクローズアッ
プした鎌仲ひとみ。人々の感性と思いが国を超えて交錯し、新しいビジョン
を描き出す構成が見どころ。

ストーリー: 高いレベルでの福祉を実践し、微少ながらも経済成長を続け
ているスウェーデン。さまざまな課題を乗り越えてきたスウェーデン社会の
あり方を、地域の中に生きる人々の視点で見つめる。一方、山口県祝島の
人々が育んできた自然と共生する暮らしのあり方は、原発建設に伴う環境
破壊を前にし、危機にひんしていた……。
《以上、シネマトゥデイの紹介文》



100,000年後の安全

英題INTO ENTERNITY/2009年/
デンマーク・フィンランド・スウェーデン・イタリア/
日本公開2011年4月2日/上映時間1時間19分/配給アップリンク

チェック: フィンランドのオルキルオトに世界で初めて建設されることに
なった、高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場にカメラを向けたドキュ
メンタリー。ミカエル・マドセン監督自らすでにプロジェクトが動き出したオル
キルオトに赴き、関係者たちの取材を敢行。本作は10万年間保持される
予定の、地下要塞のような施設のあり方を静かに問い掛ける。実際この
壮大な計画に着手することを決めた専門家たちが語る、未来へのメッセー
ジにいろいろと考えさせられる。

ストーリー: 原子力発電所から多量の高レベル放射性廃棄物が排出さ
れる昨今、それらの廃棄物は暫定的に集積所に蓄積される。このままで
は自然災害や人災の恐れもあるため、フィンランドでは世界初の高レベル
放射性廃棄物の永久地層処分場建設を決定。雄大な北欧の大地の奥深い
場所に、廃棄物は今後10万年もの間保持されることになる。
《以上、シネマトゥデイの紹介文》


                クリック
映画『100,000年後の安全』
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by nonukes-1104 | 2011-05-10 18:19 | 参考文献・映画等
原発を知ってしまおう!
そのための手頃な入門書・参考書をご紹介します。お勧めです。


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 日曜日(4月17日)に京都の三条鴨川河川敷で開かれた「原発もうムリ!
4・17鴨川大風呂敷」のレポートです。
 前日の御堂筋デモが楽しめた度85%だったとすると、大風呂敷はほぼ
100%楽しめました。理由は単純に、私がこよなく愛するゆる~いタイプの
イベント(でもちゃんと考えるとこは考える!式)100%の企画だったから
でしょう。(ちなみに私は準備・企画には一切かかわっていません)
 この企画はデモではまったくなく、テントを建ててその下に座敷を作って
(ビニールシートとか布とか)朝11時から日没まで、ゆる~り情報交換、
お喋りしましょう、といったかんじのイベントでした。

《3.11東電フクシマ原発事故を機に、なんとかして原発を止めたいと動き
出した京都周辺の人たち「関電の原発を止める会・大風呂敷」のブログ
から勝手に(かんにんしてな)一部引用》

その皆さんがお作りになった冊子、
◆ 「天災は止められへん。
けど、原発は止められる」
 (2011年4月17日)

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もう一つ、「おんな組いのち」のホームページから、
◆ 「私のための原発メモ」中山千夏(2011年4月20日)
[PR]
by nonukes-1104 | 2011-04-28 15:07 | 参考文献・映画等
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《以下、岩波書店HPから転載(一部、記号&改行位置を変更しました)》

東日本大震災関連のお知らせ

 …あわせて、福島第一原子力発電所が機能不全に陥り、大きな社会
不安を引き起こしています。人びとの生活のあり方も大きく変わる可能性
があります。
 被災地の方々がいま必要とされているものは何か、復興に向けて協力
できることは何か――岩波書店は、出版社としてできる限りのことを追求
したいと考えています。そして、日本社会の復興、再建に向けて、全力を
尽くす決意です…

雑誌『世界』『科学』の一部を無料公開(2011/03/28)

雑誌『世界』『科学』の一部論文を、著者の方々の了解を得て、当面の間、
無料公開いたします。今回の福島原発事故や原子力政策を考えるうえで
参考にしていただければ幸いです。


◆ 『世界』2011年1月号の特集「原子力復興という危険な夢」のうち、
 次の3論文
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  ○ マイケル・シュナイダー/田窪雅文訳 「原子力のたそがれ──米・
   仏・独のエネルギー政策分析から浮かび上がる再生可能エネルギー
   の優位性」 

   【nonukes_chigasaki捕捉】この論文の図表(pdf)はこちらにあります。

  ○ 明石昇二郎 「原発輸出──これだけのリスク」 
  ○ 葉上太郎 「原発頼みは一炊の夢か──福島県双葉町が陥った
   財政難」
 

◆ 『科学』の次の2論文
  ○ 青山道夫・大原利眞・小村和久 「動燃東海事故による放射性セシ
   ウムの関東平野への広がり」
(1999年1月号) 
  ○ 石橋克彦 「原発震災──破滅を避けるために」(1997年10月号)
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by nonukes-1104 | 2011-04-28 13:47 | 参考文献・映画等