ブログトップ

さよなら原発★ちがさき

nonukeschi.exblog.jp

市民の緩やかなネットワークです。原発について学び、正しい情報を得ることから始めます。

結局は手探りなのだ…

4月27日午後、衆議院第1議員会館において、
緊急院内集会
「福島原発事故に関する公開質疑
~事態の見通しと対応策~」

開催されました。

主催は超党派国会議員有志(6氏、連絡先服部良一事務所)で、
市民団体が協力するかたちでした。

b0213609_17572063.jpg


この集会の報告が以下の通り掲載されています。
報告① 報告/山口響(4月28日)
報告② 国は何を知っているんだろうか─感想/山崎久隆(4月29日)
報告③ 原発の現状も避難態勢も「わからない」という恐怖/杉原浩司(5月2日)

その内、最も気がかりな「福島第一原発そのものの状況について」(報告①
の前半部分)以下にご紹介します。全文は上記のリンクからお読み下さい。

               (4号機使用済み燃料プールの様子)
b0213609_18114661.jpg

A. 水素爆発、水蒸気爆発の可能性については、可能性は低いと
しつつも、それがありうること自体は否定しませんでした


B. 「燃料再臨界の可能性はきわめて低い」と言いながら、原子炉内で
融けた燃料がどのような状態で再集合しているかわからない、とも述べ
ました。つまり、今後再臨界が絶対にないとは言い切れない状態で
あるということです。

C. 各号機の圧力容器・格納容器の破損については、どの部分が破損し
ているかを推定するに足る十分なデータを政府が持っていないことが
わかりました。

D. 燃料を冷却するために政府が行いつつある「水棺」について、格納
容器が水圧や余震の揺れに耐えうるとの100%の保証を政府は
与えることができませんでした


               (「水棺」模式図)
b0213609_18134532.jpg




如何でしょうか…。冷静に見て、事故の収束は見通せない、予断を許さない
事態が、今現在も継続しているというのが実際ではないでしょうか。

改めて、全ての知識、技術と経験を結集してこの事態にあたってほしいと、
願うばかりです。

3月30日に「16氏が行われた建言」は、こう訴えていました。
─事態をこれ以上悪化させずに、当面の難局を乗り切り、長期的に危機を
増大させないためには、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、関係
省庁に加えて、日本原子力研究開発機構、放射線医学総合研究所、産
業界、大学等を結集し、我が国がもつ専門的英知と経験を組織的、機動
的に活用しつつ、総合的かつ戦略的な取組みが必須である。
私達は、国を挙げた福島原発事故に対処する強力な体制を緊急に構築
することを強く政府に求めるものである
。─
この建言は、残念ながら、無視されたと言わざるを得ません。

               (3号機爆発3分後)
b0213609_18233844.jpg

[PR]
by nonukes-1104 | 2011-05-02 18:26 | 福島事故現状