心のメルトダウン
これは、2011年12月23日の東京新聞「こちら特報部」面に掲載された
ドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」の監督、
マイケル・マドセンさんのインタビュー記事です。
従って、当然ながら記事の主題は、高レベル放射性廃棄物の問題であり、
「利益を享受するのは現在を生きるわれわれで、負の遺産はすべて未来
へ先送りされる。これはモラルや倫理観の問題です」との指摘は説得力を
持って迫ってきます。
同時に、それ以上に次の発言は、
私たちに突き刺さってきます。
「日本には、事実を国民に教えない文化が
あるのか。あるとすればなぜ、それで日本
人は納得してしまうのか」
「これだけの大事故なのに、政府も企業も
事故対応が間違っていたことを認めない。
国民全体でも、原発をどうするのかという
議論が盛り上がらない。それが一番深刻な
問題です」
(作者のコメント; たくさんの子どもたちが、
今も福島で被爆し続けている。 彼らを救うのは
同じ日本人として、義務なのではないだろうか…)
by nonukes-1104
| 2011-12-25 20:34
| 参考文献・映画等